ウエディングというセレモニーの主役は女性。それは間違いのない事実。では、男性はワバイプレイヤーにすぎないのか、と問えば、もちろん答えは「NO」。「もうひとりの主役」である男性の目線でビアンカーラを見つめ直した時、そこには思わず膝を打つ「プロならではこだわり」であふれています。ここでは、そんな男心に響くこだわりを、いくつかご紹介します。
会場の入場口は、新郎新婦の登場をドアマンが無粋に妨げることのないよう、外開きが基本。正面階段上部のガラスドアは、もちろん内・外、どちらにも開き、「The Terrace」の2枚の扉は1センチのズレも許さない連動スライド式と、シーンに合わせて当たり前のようにセレクトされている。
ヘアセットやメイクアップはもちろん、男性向けヘアメイクリハーサルまで選択可能。その日1日だけは愛する女性のために「男の美しさ」を追求してみてはいかがだろうか。もちろん、メンズコスチュームも有名ブランドの最新アイテムをラインナップしていることは、言うまでもない。
例えばビール。ベーシックコースでも、発泡酒はサーブしない。ウイスキーに至ってはフォアローゼスやヘネシーをスタンバイ。乾杯のシャンパンをモエ・エ・シャンドン・ドンペリニョンやインペリアル・ブリュットから選び、希少なイタリアンワイン「ビアンカーラ」をただならぬ縁を感じながら味わうのも一興。会場内のサーバーから注がれるビールをジョッキで味わうのも、ビール好きにはたまらない。
地元を中心に、世界各国から取り寄せた厳選素材を使って仕上げられる料理に、ただ漫然と舌鼓を打っていてはいけない。調味料の基本・塩は、ミネラル豊富でまろやかな「海塩」だと知っていれば、味わいはさらに深くなる。決して自慢する訳ではないが、そんなこだわりが「本気度」の証だと信じている。
パーティーを楽しんでいただくためには、会場を程よい広さに感じていただくことが肝要。他のゲストと心地よく触れ合える「距離感」が大切なのだ。テーブルの感覚が3センチずつずれただけで印象が変わるデリケートな世界。そんなセッティングを淡々と、しかも確実に遂行していくスタッフに、プロの姿を見る。
パーティールームの音響コントロールデスクに備えられた最新の音響機器。BOSEのスピーカー、マランツのデッキなど、通も納得するセッティングは、あくまで音質と信頼性を追求したゆえのセレクト。ふたりで選んだBGMはあらかじめ音飛びチェックを受け、オペレーティング用のCDにシーン順に焼かれ、スタンバイされる。